harusaku-pokeの日記

信条:石の上にも三年

【剣盾S3】影武者バンドリ【最終182位】

 

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コンセプト

・バンドリを使いたい

 

個別紹介

バンギラス

@気合いの襷 腕白 砂起こし
実数値:195ー154ー157×ー120ー113
努力値:H156 B100 S252
岩石封じ/イカサマ/挑発/ステルスロック

調整

B:特化珠ミミッキュのドレパン+影打ちを両方最高乱数以外耐え

S:準速

 起点作りのバンギラス。元々積みサイクルを使うつもりでいたのを流用していますが、裏軸が低速サイクルになったのでもっとサイクル寄せてもよかったかもです。ただ現状の調整でも普通にサイクルに介入できるので、やっぱりバンギって化け物だなと思いました。

 

ドリュウズ

@命の珠 陽気 砂掻き
実数値:185ー187ー80ー×ー86ー154
努力値:A252 D4 S252
地震アイアンヘッド/岩雪崩/剣の舞

 ミラー意識で最速。珠ドリュウズはうまくやれば大概の受けを破壊できるらしいけど、ガア以外を突破した記憶がありません。初手コータスに対してダイアースを打って数的有利をとっている時が1番輝いてました。無難に強かったです。

 

シンボラー

@火炎玉 臆病 マジックガード
実数値:148ー×ー100ー155ー100ー163
努力値:H4 C252 S252
エアスラッシュ/熱風/エナジーボール/瞑想

 バンドリにおける飛行枠。マンダと比べるとかなり見劣りするけど気にしてはいけない。飛+炎+草の技範囲でドリュが苦手なポケモンの露払いをします。トドン、ガア、ミトム、ナット辺りが多い構築に出すと基本的に止まりません。

 技範囲や役割で考えるとキッスでよさげに思えますが、マジガで定数ダメージを無効にできる、鋼抜群ではない、ドリュ・ルカリオあたりを上から殴れるなど差別化点は結構あります。火炎玉によりサイコシフト型と誤認させる狙いもありましたが、機能していたかはわかりません。

 耐久調整も考えましたが火力も素早さもかつかつなので、結局CSぶっぱです。むしろ+1ダイジェットで無振りサザンが乱数だったり、最速サザン・サザン抜きエルフーンに抜かれたりと数値が足りない。

 

グソクムシャ

@拘り鉢巻 意地っ張り 危機回避

実数値:181ー187ー160ー×ー110ー69
努力値:H244 A196 S68
出会い頭/アクアブレイク/不意打ち/アクアジェット

調整

H:奇数最大

A:11n

S:無振りカバルドン抜き抜き

  非砂下でドリュを上から縛りに来るエースバーン、インテレオン、ヒヒダルマや先制技で縛りに来るローブシンシザリガーなどへのメタとして採用しました。虫技は半減されやすいですが、無振りギャラに4割近く入るのであまり気になりません。拘り+危機回避+出会い頭と制限が多いので扱いは難しいですが、独特の縛り性能を持っているので、使ってて楽しかったです。

 

ヒートロトム

@オボンの実 穏やか 浮遊
実数値:157ー×ー142ー126ー150ー114
努力値:H252 B116 C4 D76 S60
オーバーヒート/10万ボルト/ボルトチェンジ/鬼火

調整

B:A161珠アイアントのダイナックルでオボン確定発動

S:準速61族抜き

 炎タイプというより鬼火の誤魔化しで強さが光った印象があります。重いみがわりガルドの対処は基本こいつでしてました。ボルチェンからグソクへ繋ぐムーブが単純に強い。後攻ボルチェンしたいのにS振りは矛盾しているように見えますが、ミトムやバンギに対して上から打ち逃げしやすくするためです。遅いキッスを上から叩けたりもします。

 

ナットレイ

@食べ残し 呑気 鉄の棘
実数値:181ー114ー201ー×ー137ー22
努力値:H252 B252 D4

調整

B:177珠ギャラドスのダイジェットを残飯込み80%弱で2耐え

S最遅
ジャイロボール/タネマシンガン/宿り木の種/守る

 テンプレHBナット。ギャラやミトムなどの水受けと物理受け、宿り木での誤魔化しが主な役割です。表選出に水の一貫があるのでその補完として選出することが多く、選出率が70%を超えていました。圧倒的過労死枠。

 タネガンの枠にウィップやボディプレを入れているのをよく見かけましたが、インテレオン、ミトム、ミミのみがわりを考えると個人的にはタネガン一択だと思います。ボディプレナットには手も足も出ないので注意。

 

 

重いポケモン

サザンドラ:妖がいないので受けられない

アーマーガア:対策積んでもきついもんはきつい

ニンフィア:非選出率は低いものの実はドリュしか安定して処理できない

ブラッキー:表選出だと対処できないので裏選出が強要される

 

 

反省

・2桁順位で1勝できているなら保存する

シンボラートゲキッスだったかも
・体調が悪いなら休む

 

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【単体考察】古き良き火炎玉サイコシフトシンボラー

バンドリの補完に使ってたやつ。

 

@火炎玉 臆病 マジックガード
実数値:179ー56ー100ー124ー100ー163
努力値:H252 C4 S252
エアスラッシュ/瞑想/サイコシフト/羽休め

調整

HB:A114ナットレイのジャイロ+火傷ジャイロ確定耐え

A:最低値

C:瞑想効率意識の端数

S:最速ミミッキュ抜き

 

役割対象

カバルドンブラッキーナットレイエルフーンナマコブシ

条件付き

鉄壁ボディプレスアーマーガア、

黒霧なしドヒドイデミロカロス、Gサニーゴ

根性以外のローブシン

起点作りコータス

 

基本欠伸展開と受けループに強いです。ナットレイは1サイクル目に交代読み叩き、電磁波、大爆発さえ打たれなけば安定します。物理に対する誤魔化し性能が高いので、火傷ばらまくだけでも仕事はします。

 

【剣盾S2シングル】終盤使用フィールドコントロールサイクル【最終230位】

 

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 ルチャブルをパーティに入れる、タスキを活用した受けサイクルをコンセプトに組みました。

 


ブラッキー
@食べ残し 腕白 精神力
実数値:202ー85ー178×ー151ー85
努力値:H252 B252 D4
イカサマ/欠伸/願い事/守る

 テンプレ。前期は穏やかでしたが、今回はギャラを受けなければならないので腕白HB特化です。とにかく負けないことを意識して動かしていましたが、択を制するのは経験がものをいうと思います。

 周りのパワーが低いのでダイアークを打つためにダイマックスを切ることが比較的多かったです。予想よりはダメージが入ります。

 

ロズレイド
@黒いヘドロ 控えめ 自然回復
実数値:161ー×ー87ー166ー156ー111
努力値:H204 B12 C44 D244 S4
ヘドロ爆弾/撒菱/宿り木の種/身代わり

調整

H:16n+1

B:身代わりが不一致イカサマで15/16耐え

C:ヘドロ爆弾でD4振りサザンが毒込みで78%程度で倒せる

D:身代わりが特化FCロトムの悪の波動で15/16耐え

 控えめHDベースのロズレイド。有利不利がはっきり分かれるポケモンなので、出せるパーティを選びますが、刺さるパーティにはとことん刺さります。本当はシーズン3でロズレイド軸の受けサイクルを組むつもりで考察していましたが、補完として欲しい役割を満たしていたので突っ込みました。

 具体的な役割対象は身代わり持ちのフェアリー、ミトムとドヒドヌオーのような受けループ、カバ始動の欠伸展開です。基本素のミトムのどんな技でも身代わりが割れないのでやどみがの起点です。環境に多い音技に耐性を持つのも強い。

 

オニシズクモ
@バンジの実 図太い 水泡
実数値:175ー×143ー79ー153ー68
努力値:H252 B140 C68 D4 S44
熱湯/ねばねばネット/リフレクター/神秘の守り

調整

H:16n-1

B:11n

C:熱湯で無振りエースバーンが14/16の高乱数1

S:無振りカバルドン抜き

 エースバーン、ヒヒダルマカバルドンコータス辺りへのメタ要員。特にヒヒダルマに対してはとんぼと岩技以外基本半減にできるのが強みです。役割対象に逃げられてもねばねばネットや神秘の守りにより後続で対処しやすくなります。

 実際は神秘の守りはほとんど使わなかったので、ミラーコートや虫のさざめきに変更したほうが汎用性が高まると思います。努力値配分は結構きれいにまとまっただけに、もっと活躍させてあげたかった。

 

追記

神秘の守りはあくびに後出ししても寝てしまうらしいです。

 

ルチャブル

@命の珠 意地っ張り 型破り
実数値:153ー158ー96ー×ー83ー170
努力値:A252 B4 S252
インファイトブレイブバード/穴を掘る/剣の舞

 この構築の組み始め。大部分の突破力をこいつに依存しているため、どれだけ場作りできるかが勝利の鍵になります。穴を掘るが珍しいですが、ダイアースによってH振りのミトムを飛ばせたり、相手の特殊技の確定数をずらすことができます。

 陽気でないのは、ヒヒダルマダイマックスされると乱数が絡むからです。ねばねばネットやダイジェットで上は取りやすいので、Sを下げているのはあまり気になりませんでした。唯一ミラーに勝てないのが玉に瑕。

 

セキタンザン

@フィラの実 生意気 炎の体
実数値:216ー100ー144ー100ー15445
努力値:H244 B28 D236
岩石封じ/炎の渦/鬼火/ステルスロック

 調整は拾い物。トゲキッスやヌルアントに有利をとれるのが偉いです。ミミッキュに一応後出しもできますが、意地っ張りやゴーストダイブだとダイホロウで落とされかねないので注意。あと、身代わりに対してはあまりにも無力。HBニンフの身代わりに岩封を急所に当てても割れないです。悲しい。

 

ドラパルト

@気合いの襷 臆病 すり抜け
実数値:164ー×ー95ー152ー95ー213
努力値:H4 C252 S252
流星群/祟り目/火炎放射/鬼火

 今回のコンセプトであるタスキを活用した受けサイクルの体現者です。ドリル透かし、鬼火でのごまかし、カセキメラやアイアントへの潰しなど役割が多く過労死しやすいです。パーティ全体が身代わりに弱いので特性はすり抜け一択。ステロでタスキを潰されても、ブラッキーの願い事で復活させることも一応可能です。

 

基本選出パターン

ルチャブル+セキタンザン+ブラッキー

ルチャブルを通せそうなパーティに対して。ステロ+欠伸で削り、全員ルチャブル圏内に叩き込みましょう。

 

ドラパルト+セキタンザン+ブラッキー

ギャラ、ドリュ、ウオノラ、パッチラ等物理方面でごり押してきそうなパーティに対して。鬼火を外さなけばかなり安定します。正直選出パターンのなかでは1番強い。

 

きついポケモン

・身代わり持ちのフェアリー

マジックガード持ち

・命の珠ギャラドス

シザリガー

 

 最終日を3000位あたりからスタートして謎に20勝近く勝ち越しました。今回は正直構築を詰め切れてないし、中堅どころが多いしで今期は無理かなーと思っていただけに意外な結果です。2桁を目指そうとも思いましたが、100位代になってから運負けが込んだので潔く撤退しました。来期にまた2桁順位を目指そうと思います。

【剣盾s1シングル】サイドン入り受けサイクル【最高40位/最終863位】

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使いたいやつ4+補完2で組みました。


ブラッキー
@食べ残し 穏やか 精神力
実数値:201ー×ー153ー×ー177ー85
努力値:H244 B180 D84
イカサマ/欠伸/願い事/守る
 使いたかったポケモンその1。相棒が出禁なので実質相棒枠。 耐久はドラパルトを両受けでき、ジュラルドンにダイ技を連打されても後出しから対処できるくらいあるので、相手に積み技がなければ後投げから流していけます。が、終盤はラムや身代わり持ちが増えたのでとにかく扱いが難しい印象を受けました。

トゲキッス
@ラムの実 控え目 天の恵み
実数値:181ー×ー115ー176ー135ー124
努力値:H164 C156 S188
エアスラッシュマジカルシャイン/火炎放射/悪巧み
 崩し枠兼サザンを後投げから狩れる枠。ステロや欠伸がなくとも低下力相手であれば悠々積んでいけます。第7世代でシンオウ統一のフェアリー枠兼崩し枠として採用していたことがありましたが、確実に二回りは強くなっているので使用者本人が一番びっくりしてました。やはり天恵エアスラはずる。配分は+2ダイジェットでH振りドヒドイデを確1、最速60族抜き、あまりHです。

ドヒドイデ
@黒いヘドロ 図太い 再生力
実数値:157ー×ー224ー73ー163ー55
努力値:H252 B252 D4
熱湯/トーチカ/黒い霧/自己再生
 使いたかったポケモンその2。努力値配分も技構成もテンプレ。毒毒も欲しいですがどの技も切れません。ラム挑発ギャラ程度では止まらないし、条件付きとはいえ珠パッチラゴンをいなしきったこともあるので、受け駒としては頭一つ抜けていると思います。とはいえ、終盤は呪いミミッキュやミトムが増えていたり、思わぬところから崩されたりもしたので、慎重な運用が求められると思います。

アーマーガア
@タラプの実 慎重 ミラーアーマー
実数値:205ー108ー126ー×ー144ー93
努力値:H252 A4 B4 D204 S44
アイアンヘッド/ボディプレス/ビルドアップ/羽休め
 使いたかったポケモンその3。元は役割対象であるラプラスの零度、フリドラやニンフの欠伸を起点にする身代わりを採用していましたが、使い勝手が悪かったので今の構成になりました。見せ合い画面だと妙に刺さって見えることが多いです。配分は身代わり採用時代の名残でラプラス特化ラプラスのフリドラ、陽気ドリュの雪崩を身代わり確定耐え、準速40族抜きです。

サイドン
@進化の輝石 意地っ張り 避雷針
実数値:207ー167ー145ー×ー96ー61
努力値:H212 A12 B36 D244 S4
地震/ロックブラスト/剣の舞/ステルスロック
 使いたかったポケモンその4。こいつはTOP200禁止杯の時からずっと目を付けていたので、ガチ環境で通用してとても嬉しかったです。(TOP200禁止杯当時は対面性能の高さを評価してゴローニャを使っていました)このポケモンを使うならバンギ、ドサイ、セキタンザン、ギガイアスなどがライバルとして挙げられますが、電気耐性(ボルチェンカット)、持ち物の競合し辛さ、補助技が使える、トゲキッスに対して抜群をとられないといった強みを兼ねられるのはこのサイドンだけです。
 技はタイプ一致かつ通りの良い地震とロクブラ、サイクルの中で削るステロが確定で、あと1枠にトドンやドヒド入りのサイクルを崩すための剣の舞を採用しました。この枠にはダイスチルにもなるメタバ、アーマーガアを倒すためのホンチや撃ち落とすが候補に挙がっていました。努力値調整はHP16n-1、剣舞ロクブラで177-111オニゴーリが高乱1、特化張り切りパッチラゴンの地震で低乱2、C172トゲキッスの+2ダイフェアリーで低乱1です。

ドラパルト
@拘り眼鏡 控え目 すり抜け
実数値:164ー×ー95ー167ー95ー194
努力値:H4 C252 S252
流星群/シャドーボールハイドロポンプ/10万ボルト
 できることが多いこのポケモンですが、今回は潰し枠として採用しました。具体的な対象としては、ロトム全般、スカーフ以外のサザン・Gダルマ・ウオノラゴン・パッチラゴン、インテレオン、エースバーン、アイアントなど。潰し枠としてみた場合同速勝負のためのs補正より、無振りサザンやH振りのヌオーを流星群でワンパンできるc補正が優先されると思います。種族値c115、S125のポケモンと思えばそこまで扱いにくくなかったです。ただし、流星群でH252ロトムが50%の中乱数であることには注意。あとハイドロポンプは意外と一貫が作りやすかったのでオススメです。

・特に重いポケモン
ロトム(水・草)
 ドラパルトで一撃粉砕するか、ブラッキーをクッションにサイクルで削るしかありません。カットはキッスで弱点つける分まだまし。ヒートとスピンはサイドンでどうとでもなります。
ヒヒダルマ
 鉢巻かスカーフかで対処が変わるのが厄介。鉢巻はドラパ、スカーフはドヒドで対応するのがベター。一応鉢巻でなければサイドンが耐えます。
その他崩し枠
 ブリムオン、ドサイドンクワガノン、etc。ダイマックスも加味するとどこからでも崩されかねないので注意が必要。

・雑感
 今回は新環境ということもあり使いたいやつ詰め込んで後は補完で組みましたが、思ったより成果を挙げられてびっくりしました。また、レートが表示されなくなったり相棒がいなくなったりとモチベーションを保つのにも苦労しましたが、サイドンのような今までマイナー気味のポケモンを活躍させやすいのはよいことだと思います。s2以降も面白いポケモン、構築を探求していきたいですね。

【第4回TOP200禁止杯】ゴローマルスタン【最高1617】

 

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 第3回禁止杯に初参加して重要だと思ったのが、対面性能、Sを上げる積み技、切り返し性能の3つ。これらを重視しつつ汎用性を損なわないようにパーティを組みました。

 

 

レントラー
実数値:187ー187ー99ー×ー99ー93
努力値:H252 A236 S20

ワイルドボルト/馬鹿力/怪電波/円らな瞳

選出率5/15、同率5位

 相棒枠。レートで使い慣れているデンキZレントラーをベースにとにかく対面性能と汎用性を求めました。Sは同族意識追い風時最速115属抜きの20振りに留めて、残りをHAにぶっぱ。トップメタのトルネ、コバルに強く出れるので、環境への刺さりはそこそこ。怪電波はトリル・害悪系・積み展開を阻害できる吠えるの方が刺さったと思います。追い風を仕込むなら根性も選択肢でしたが、どう考えてもザングースの劣化にしかならないので却下。

 基本追い風アタッカーとして運用し、追い風が切れそうになったら円らな瞳か怪電波で退場する。つもりでしたが、実際には非追い風下で戦うことが多かったり、怪電波なんて打つ暇なかったりとコンセプト通りにいかず、選出した5戦中3戦負けてしまいました。追い風(トルネとのセットで選出)に拘らなければもう少し活躍させられたかも。すまん。

 

 

化身トルネロス
実数値:155ー×ー90ー177ー100ー179
努力値:H4 C252 S252

エアスラッシュ/目覚めるパワー地/挑発/追い風

選出率6/15、4位

 今回使用率トップのおじさん。エアスラ+めざ地で範囲を広く取りつつ、展開防止の挑発と切り返しの追い風。技スぺ圧縮のためわざわざA最低値のめざ地個体を自模ったにも拘らず、ターン稼ぎ以外で役立った記憶がない。悲しい。一試合でエアスラを二回外しやがった。許さん。技外したのお前だけやぞ。

 それはともかく、こいつをうまく使えなかったのが今回の負け4試合につながったと思います。実際トルネを選出して負けたのは3試合で、全て初手にトルネを置いた場合でした。このパーティには追い風展開で押し切れるほどのパワーはないので、二番手に据えて、追い風を詰め筋として使ったほうが強かったと思います。当初はとにかく初手に出して展開防止、みたいなことしか考えてなかったのが仇になりました。残りの非選出の1試合はラム挑発コバルにぼこぼこにされました。コバルはトルネ展開からしか基本止まらないので、単純に選出ミスです。

 

モルフォン
実数値:145ー×ー80ー142ー96ー156
努力値:C252 D4 S252

虫のさざめき/サイコキネシス/眠り粉/蝶の舞

選出率8/15、3位

 前回トップメタのドラミドロバクフーンがいなければ絶対に強い、というわけでエースとして据えました。虫を1/4に抑えるのが、エンブオーゴルバットドクロッグコバルオンニダンギルぐらいしかいないので、ヘド爆を切って左三体に刺さるサイキネとノーガードのニダンギルとワンチャン掴むために眠り粉を採用。ミラー意識で最速にしました。一応2Zなのでレントラーと同時選出する際には気を付けました。

 想定通り、ゴローマルでステロ欠伸展開からモルフォンに繋ぐのが、無難かつ強力な勝ち筋となりました。

 あと、起点にしようとしたレントラーの闘争心ワイルドボルトで吹っ飛ばされたのがトラウマになってます。そんなの考慮しとらんよ…。

 

ズルズキン
実数値:141ー142ー135ー×ー135ー121
努力値:H4 A252 S252

跳び膝蹴り/叩き落とす/挑発/竜の舞

選出率5/15、同率5位

 環境にフェアリーが少なそうだったので採用。激戦区になりそうS110族付近を1舞で抜けるように最速。追い風アタッカーとしての運用も考え、火力重視の命の珠+自信過剰にしました。挑発は元は害悪系の展開防止や守る択をしたくないが故に採用。毒タイプが2匹いるのでフェアリーは抑制できていると信じて、毒突は持たせませんでした。

 本番では膝を全て当ててくれました(3/3)。ただ5試合中3試合はズルズキンを出す前に決着がついてしまったので、活躍度合は1番低かったです。

 

マルノーム
実数値:207ー×135ー93ー116ー75
努力値:H252 B156 D100

纏わり付く/欠伸/アンコール/守る

選出率9/15、2位

 シンプルシンフォニー、第3回禁止杯に続いて何故か3連続特殊ルールでパーティインした子。特性はトリック系・叩き落とす警戒で粘着。また今回はスターミーが環境にいないため、A4振りガラガラのホネブーメラン確定耐え程度に防御方面を厚くしました。謎にグライガーが流行っていたのでB振りが生きる場面は多かったです。

 必ずゴローニャとセットで出していましたが、起点作りに留まらず相手の起点作りをアンコで縛って突破するなど、タイトルからレントラーが消えるくらいの活躍をしてくれました。挑発コバルオンには完全に起点にされるため、この枠は鈍感ヤドンなんかも面白かったかも。

 

ゴローニャ
実数値:155ー189ー150ー×ー86ー97
努力値:A252 D4 S252

地震/ロックブラスト/大爆発/ステルスロック

選出率12/15、1位

 圧倒的MVP。ステロ撒き兼起点作成なら置き土産を覚えるダグトリオのほうが優秀ですが、ロクブラによってあらゆるトルネに優位に立てること、なにより頑丈により襷がなくとも高い対面性能を持つことが、このパーティにはマッチしていると思います。イバンは警戒されそうなので発動したらラッキーぐらいに思っていましたが、案外無警戒だったのイバンを温存して相手のラス1を刈り取ってもらったりしてました。

 この子は普通に孵化して生まれた色個体なのでこの活躍ぶりは非常に嬉しいところです。ただしサクラビスのレイビで凍ったのは許さんからな。

 

 

選出パターン

ゴローニャマルノームズルズキンorモルフォン

 ステロ欠伸展開、またの名をゴローマル展開。エース1人でどうにかなりそうな場合に選出。1番安定感があった。

 

トルネロスレントラー+@1

 トルネ先発の追い風展開。パワーが足りない。勝率も1番悪い。

 

ゴローニャトルネロス+@1

 トルネ控えの対面選出。追い風に拘らなかったからか勝率が良い。

 

 

対戦結果

試運転:7-4

本番:最高1617 9-1

   最終1584 11-4、15位

 

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雑感

 試運転から個体も調整も全く変えずにここまで勝てたので、構築としての完成度は高かったと思います。選出率に極端に偏りが出ることもなく、技スぺをフルに活用できたと思います。

 しかしトルネを活かせなかったり、引き際を見失って殿堂入りを逃したりと、プレイヤーとしての弱さが出てしまいました。1600越えた辺りで手が震え始めたりもしましたし、まだまだ修行が足りんようです。来る第8世代に備えレートで鍛えなければ…。それでは失礼します。

【シンプルシンフォニー】真面目なレントラーってアリですか? 最高1653

 
性格「まじめ」のレントラーとともにシンプルシンフォニーを戦い抜いたので、せっかくなので書き残しておきます。(まじめレントラーなんて今後使わないだろうし)
拙い文章だけになりますがご容赦ください。
 
 
構築経緯
以前から試したかったレントスイクンの並びを採用。また、今ルールではノーマル、準伝説のエスパー、ノーマルメタの格闘が蔓延ると予想し、この3タイプに強く出れるゴーストが強いと感じました。しかし単ゴーストは突破力に欠けるため、擬似的にゴーストになれるポリゴンZをエースとして採用。あとはノーマルを牽制するためにローブシンオニゴーリメタに(見える)フリージオ、変化前のポリZやフリージオの引き先としてマルノームを入れて完成です。
 
 
レントラー NN:みくに
@イアの実 真面目 威嚇
実数値:187ー140ー105ー118ー106ー108
努力値:H252 B44 C20 D52 S140
 
調整先
H極振り
D>B
S無振り85属+3
 
Q真面目なレントラーってアリですか?
Aナシです。
 
相棒枠。数値から漂う器用貧乏さが尋常じゃない。火力も耐久も素早さも下げずに複数回の行動を狙いましたが、スイクン・オクタン意識のSは完全に腐りました。予想以上に高火力が飛び交う環境だったので、対面性能を上げる鉢巻か、余ったタスキを持たせた起点づくりがベターだったと思います。
 
 
スイクン NN:ラインハイト 
 @食べ残し 図太い プレッシャー
実数値:205-×-171ー111-136-118
努力値:H236 B164 C4 D4 S100
熱湯・冷凍ビーム・身代わり・瞑想
 
調整先
拾い物なので忘れました。
 
シングルの流用個体。有象無象をハメ殺そうと採用したが、正直レントラーよりも微妙だった。この枠は積みアタッカーの対策になる天然ピクシーが正解だったと思います。
 
 
@ノーマルZ 臆病 適応力
実数値:161ー×ー91ー187ー99-151
努力値:H4 B4 C252 D28 S220
シャドーボールシグナルビーム・身代わり・テクスチャー
 
調整先
C極振り
S最速85属抜き
 
本構築のエース。意外と切られていたゴーストの一環を上手く突けました。サブウェポンには悪に抜群で入り、最悪20%で混乱を狙えるシグナルビームを採用しましたが、基本シャドボしか打たなかったです。メザ格闘のほうが欲しかった。
 
 
@火炎玉 意地っ張り 根性
実数値:191-209-116-×ー103-71
努力値:H84 A236 B4 D140 S44
ドレインパンチ・叩き落とす・マッハパンチ・ビルドアップ
 
調整先
H16n-1
A11n、無振りポリZを根性マッパで高乱1(93.6%)
D↑無振りポリ2のトラアタを低乱2(3.1%)
S無振り50属抜き
 
ポリ2を特にメタったが予想以上に数が少なく、クレセやニンフなどきつい相手が多かったためあまり活躍はしませんでした。Sに少し振ることで、ミラーで先制ビルドから殴り勝つことができたりします。が、ニンフを狩るために無振り60属抜きの毒突き持ちのほうがよかったと思います。ノーマルへの選出圧力はさすがといったところか。
 
@ラムの実 臆病 浮遊
実数値:155-63-71-147-155-172
努力値:B4 C252 S252
冷凍ビーム・絶対零度・氷の礫・黒い霧
 
調整先
C極振り
S極振り
 
本構築のMVP。ホイホイ初手に出てくるジャロ・ジュモクを狩って数的優位をとることができました。当初黒い霧は高速スピンでしたが毒菱はマルノームで回収でき、ステロもそこまで痛くないため、バトン・害悪対策のために変更。スピンが欲しい場面はなかったので正解だったかと。後、一回アイへゴーリにぼこされた。
 
ゴツゴツメット 図太い 粘着
実数値:207-×ー132-94-108-86
努力値:H252 B132 C4 D36 S84
纏わりつく・毒毒・アンコール・眠る
 
調整先
H16nー1
B11n、A特化ローブシンのはたきおとす低乱3(0.6%)
S無振り65属抜き
 
ローブシン絶対殺すマン兼毒菱回収班兼起点作り。粘着のおかげで叩きでゴツメが落ちないのが強い。ムラっけや猫の手胞子対策に毒菱を仕込む人が一定数いると思ったが、毒菱は終ぞ撒かれず。
 
重かった連中
・積ポケ全般(欠陥構築すぎる)
 
 
 反省
・積みポケ環境の中、トリルもなしに中・低速を集めすぎた
・慣れないポケモンぶっつけ本番で使うべきはない(5匹新規育成)
・無補正性格は弱い(戒め)
 
 
最後に
最高レートはまあまあですが、最終は1530ぐらいまで落ち込んでしまいました。前期でレントラー入りで2000手前まで行って図に乗っていましたが頭が冷えた気がします。今季2000超えたらまた書こうと思います。それでは。