harusaku-pokeの日記

信条:石の上にも三年

【剣盾s10シングル】連帯可能中堅パ【最終順位187位/最終R2017】

 

 

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コンセプト

こちらの性能を落とさない範囲でメタを張る

 

個別紹介

 

レントラー 

ゴツゴツメット 意地っ張り 威嚇

実数値:187ー169118×99ー90
努力値:H252 A108 B148

ワイルドボルト/馬鹿力/じゃれつく/電磁波

調整

h最大

a無振りホルードを馬鹿力で高乱数1

ba182悪ラオスの鉢巻暗黒強打確定耐え

 相棒枠。今期から確定急所のウーラオスや電気技で負荷を掛けられないパッチラゴンが上位を占めたので、前期までのクッション役の性能を削り、対面性能を上げることにしました。襷・シュカなどを試しましたが、初手ウーラオスに蜻蛉帰りを打たれることが多かったため最終的に蜻蛉にリスクを付けられるゴツメに落ち着きました。電磁波により後続の展開補助もこなせるため、汎用性が非常に高かったと思います。選出率も堂々の1位で、初めてレントラー「軸」の構築を組めたと思います。

 

マンタイン

@命の珠 控えめ すいすい

実数値:161ー×ー90ー145ー160ー122
努力値:CS252 H4

波乗り/暴風/吹雪/羽休め

調整

h余り

cs最大

 前期で特防の高い飛行タイプがレントラーと相性が良いことが分かったので採用しました。h4振りながら161ー160と非常に高水準の特殊耐久を持ち、特化ウルガモスのダイジェット程度であれば後出しから羽止め連打でダイマターンを枯らすことすら可能です。ただしその分火力は珠を持っても控え目で、命中不安技に頼らざるを得ないのが玉に瑕です。相手の雨にただ乗りして暴風を打っているときが一番楽しい。

 

 

ピクシー

@弱点保険 図太い マジックガード

実数値:202ー×132115ー110ー86
努力値:H252 B212 S44
ムーンフォース/火炎放射/コスモパワー/月の光

調整

h月の光意識偶数最大

b11n

s無振り65族抜き

 秘蔵子のマジガコスパピクシーです。最終日前日までは状態異常対策として火炎玉を持たせていましたが、マジガがばれることや有用な場面があまりなかったことから、ナットを起点にする際に火力補強を狙える弱点保険を採用しました。展開したときの強さは天下一品で、物理偏重であればレントラーの補助と合わせて無双も狙えます。火炎放射の枠はアシストパワーやメテオビームなどもありだと思います。

 

ギガイアス

@ラムの実 意地っ張り 砂起こし

実数値:191ー205ー150ー×102ー45

努力値:H244 A252 D12
ロックブラスト/馬鹿力/ヘビーボンバー/地震

調整

h16n-1

a最大

d余り

 

 今回の岩枠。特殊耐久を重視して砂起こしギガイアスを選択しました。持ち物も採用理由に合わせたチョッキで運用していましたが、突如催眠ゲンガー が急増したので怒りのラム採用です。鬼火がボンボン飛んでくるし、ニンフの欠伸対策にもなるしで、悪くはなかったと思います。今回はA特化でウェザーボールとかいう変な技を搭載していないので想像以上に火力が出ました。半面チョッキを捨てたことによりサイクル性能は落ちたので、サイクルにもつれ込んだ時には慎重に扱う必要がありました。

 

ロズレイド

@黒いヘドロ 穏やか 自然回復

実数値:163ー×ー85ー145ー172ー115

努力値:H220 D252 S36

ヘドロ爆弾/シャドーボール/宿り木の種/身代わり

調整

h:16n+3

d最大

s準速60族・最速50族+3

 流行りの草・毒枠。その中でも、ミラー以外優位に立てるロズレイドを選択しました。あみゅラプラス意識でsをもう少し伸ばそうかとも思ったけど特殊耐久を下げてまでやることではないと判断して止めました。(まさか本人とマッチするとは思わなかった)またやどみが戦法が受け系統の構築・選出にぶっ刺さるのですべてTODでハメて勝ちました。TODの使用上やどみが側が外し以外圧倒的に有利なのに、それを打開しようとしてこない人もいたのですごく楽でした。たまに草技を切った選出をされたりするのが苦しかったです。

 

 

ヌオー

@食べ残し 呑気 天然

実数値:202ー105150ー85ー86ー49
努力値:HB252 D4
熱湯/カウンター/自己再生/守る

hb最大

d余り

 検討枠。電気の一貫を切るのと物理エースを対面処理するのが役割ですが、カウンターの使いどころが難しく中々使いこなせなかったです。構築自体見た目以下のサイクル性能しかないので構築そのものに合っていなかったと思います。またスカーフ水ラオス+草・毒、ホルードの流行によりアーマーガアが増えるという読みが外れたのもあります。

 

重いポケモン

アイアント:電磁波で足を奪うかカウンターで処理するしかない。個体数が少ないので半ば切ってた

ホルード:地面の一貫を切っているのがマンタインなせいで安定して受けられない。威嚇+ピクシーで何とかすることもある

ドサイドン:なんかやたら速い個体が多くレントラーやピクシーが上から殴られた

カビゴン:鈍いならヌオーで捌けるが、欠伸残飯だと処理が面倒。

 

基本選出

レントラーマンタイン+ピクシー

レントラーを初手に出して麻痺を撒いたり、マンタイン初手ダイマで数的有利をとりに行ったり

 

 

雑感

 今期の構築は真面目に組んでいたはずなのにやたら中堅寄りの子がそろいました。数値が足りず歯痒い思いをすることも多々ありましたがなんやかんやで2000に乗れたことは嬉しいです。一応s1から最終2000以上は保てているので、そろそろ次のステップに行かなきゃなあと思ったりしてます。

 

 

本ロムTNはるさく:最終187位/最終R2017

サブロムTNFreikugel:最終爆死

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【剣盾s9シングル】機先を制する者は試合を制す【最終105位/最終R2067】

 

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コンセプト

初手にアドバンテージをとって有利サイクルをしやすくする

 

個別紹介(ミントを使用した個体にはかっこをつけてあります)

 

レントラー 

@オボンの実 (能天気) 威嚇

実数値:187ー141ー144ー115ー89ー90
努力値:HB252 A4

ワイルドボルト/馬鹿力/ボルトチェンジ/円らな瞳

調整

hb最大

a余り

 相棒枠。cもsも下げたくなかったのでdを下げることにしました。ドラパを採用したことで役割が軽減されたことや、カバポリ2は選出できないことも相待って選出率が最下位に落ち込みましたが頑張ってくれたと思います。

 基本はエースバーンやギャラドスなどに後投げして裏のエースを安全に出すのがお仕事。それだけなら電磁波や吠えるを採用した方が良いですが、馬鹿力があるとジバコイルなどへの削りやバンギムドーなど一部の受けへの崩しが可能になります。

  7世代にまじめ個体を使ったこともあるのでいつかおとなしい個体も使うことになるのでしょうか。

 

トゲキッス

@ラムの実 控えめ 天の恵み

実数値:187ー×ー115ー165ー135ー128
努力値:H212 C76 S220

エアスラッシュ/マジカルフレイム/悪巧み/朝の日差し

調整

h余り

c11n、ダイジェットでh252ギャラを確2

s準速75族抜き

 タイプ上レントラーとの相性が優れているトゲキッスですが、その中でも特殊を広く誤魔化せるマジフレ搭載の型にしました。ポリ2の放電や受けポケの毒毒を受ける機会が多かったので持ち物はそのケアにラムの実です。出来る限り怯みに依存しないプレイングを心がけていましたが、どうしようもない局面では心を鬼にしてエアスラを押しました。罪悪感がヤバかったです。

 

ドラパルト

@命の珠 意地っ張り クリアボディ

実数値:163ー189ー95ー×ー96ー194
努力値:AS252 D4
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/鬼火

調整

as最大

b<d

  構築の最後に入ってきた最強ポケモン。選出率80%超えを誇り、ほぼ全ての構築に投げてダイマックスします。トゲキッスと同時選出した場合は鬼火で起点を作るムーブも強く、完全にダイマに依存しているわけではない点も強いです。

 初手に鋼弱点のフェアリーや襷ルガルガンが来た場合は確実に居座ってくれるので実質3対2から試合を始められます。頻発する初手のエースバーン対面ではふいをほとんど打たれなかったので、アローを打つようにしていました。電磁波を受けに地面タイプが出た場合はそのままイージーウィンできます。

 

バンギラス

@食べ残し (慎重) 砂起こし

実数値:205ー154ー130ー×165ー86
努力値:H236 D236 S36
岩石封じ/噛み砕く/ステルスロック/守る

調整

h余り

d11n

s無振り65族抜き

 いつもの。今期は諸事情により今までの個体が使えなかったので、昔sazinさんから頂いた個体にミントを使用しました。折角の6V新規個体なので技や努力値を弄ろうかとも思いましたが、この構成以上のものを思いつかなかったので、前期までの調整そのままです。キッス、ドラパ、ポリ2と環境上位に役割対象も多く、何故数を減らしたのか分からんぐらい強いです。

 あと、来期はバンギが使えないのでギガイアスを使うと思います。

 

トリトドン

@気合いの襷 控えめ 呼び水

実数値:191ー×ー88ー158ー102ー87

努力値:H36 C252 S220

ハイドロポンプ/大地の力/カウンター/自己再生

調整

h:16n-1

c最大

s:60族意識多目

 エスバカバポリ2やジバノラゴンの並びに強く出られるcs襷トリトドンです。スカーフエースバーンのとんぼ返り→カバポリ2のムーブに対し、カウンターと上からの攻撃で倒すことを想定していました(尚実際には起こらなかった模様)。h252カバを飛ばすためにわざわざポンプを採用したのに、d振りばかりで一回も倒した記憶がありません。耐久に振らなくても、一応ジバコは受かる程度の耐久はあります。

 

ナットレイ

@ヨプの実 (勇敢) 鉄の棘

実数値:179ー146ー151ー×ー152ー22
努力値:H236 A148 D124
ジャイロボール/種爆弾/叩き落とす/宿り木の種

h余り

aインファを受ける→ジャイロボールで悪ラオスを確定1

b<d

 本構築影のエース。ヨプの実を持たせることで型問わずウーラオスを対面処理することが可能です。鉢巻でない限りサイクル介入できるだけの体力を残せるのも偉い。ウーラオス以外にもゴリランダーやミミッキュなど格闘技で突破しようとする相手にも刺さるので、意外と腐りにくいです。

 

重いポケモン

物理ドラパルト:バンギが後出しできない

ナットレイ:オッカを持ってなくてもキッスのマジフレでは落とせない。ドラパの鬼火+ナットの叩きで誤魔化す

 

雑感

 今期の構築は諸事情により構築が幽閉されていた期間があったため、ミントを使っての突貫工事でした。使えた期間も一週間程度でしたが、勝率がかなり良くもう少し使ってみたさはありました。前期よりも環境へのメタを張りつつ完成度を上げられた自信があるので、来期は21とれるよう邁進していきたいです。

 

 

本ロムTNはるさく:最終117位/最終R2056

サブロムTNFreikugel:最終105位/最終R2067

 

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【剣盾s8】晩成前夜レントラーサイクル【最終210位/R2033】

 

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 コンセプト

7世代で使っていたレントラー入りの構築を8世代風にリメイクする。

 

個別紹介

レントラー 

@オボンの実 腕白 威嚇

実数値:187ー147ー137103ー99ー90
努力値:H252 A52 B204

ワイルドボルト/馬鹿力/ボルトチェンジ/円らな瞳

調整

a:馬鹿力で181-75Gヒヒダルマを14/16の高乱1

hb:鉢巻Gヒヒダルマ地震を15/16耐え

 帰ってきた相棒枠。調整先のダルマが数を減らしたものの、耐久に問題はなかったのでそのまま使いました。むしろ要検討なのはcとs。ダイマを含めてボルチェンを打つ機会が多いのでcを安易に下げたくはない。かといって60~70族にはラプラスバンギラス、アーマーガアなど対面有利をとれる相手が多いのでsは下げたくないジレンマを抱えています。今回はsの確保を重視しましたが今後は色々試したいです。

 

オンバーン

@拘り眼鏡 臆病 お見通し

実数値:161ー81ー101ー147ー102ー192
努力値:H4 B4 C236 D12 S252

流星群/爆音波/火炎放射/蜻蛉返り

調整

h:ステロ意識奇数

b<d

c余り

s最大

  特殊エースとして眼鏡ウルガモス、スカーフトゲキッスを試す過程で、エースバーンに弱いと動かしづらいことが判明したので前期の個体を引っ張ってきました。ただ前期と違いポリゴン2が登場したせいで火力を押し付けづらくなっていました。アーゴヨンが恋しい。

 

バンギラス

@食べ残し 慎重 砂起こし

実数値:205ー154ー130ー×165ー86
努力値:H236 D236 S36
岩石封じ/噛み砕く/ステルスロック/守る

調整

h余り

d:11n

s:無振り65族抜き

 昔使ってたやつの流用。ポリポリやGヤドランなど今期増えたサイクルで面倒なやつを封殺できるのは強い。放電麻痺を引いてなお有利なのは流石バンギ。もっと増えろ。

 

アーマーガア

@鋭い嘴 意地っ張り ミラーアーマー

実数値:191ー152ー125ー×ー105ー102
努力値:H140 A252 S116
ブレイブバード/挑発/ビルドアップ/羽休め

調整

h:16n-1

a最大

s余り

 前期の流用個体。+1でドリュと同速であることが判明したので火力に寄せました。パーティ全体で崩しの手段が乏しかったので選出機会は多かったです。ただ耐久を削っているのでサイクルを最低限に抑えなければならないのが、前期以上に辛い所でした。

 

トリトドン

@アッキの実 図太い 呼び水

実数値:210ー×132ー112ー102ー68

努力値:H188 B252 S68

熱湯/大地の力/冷凍ビーム/自己再生

調整

hb:a152珠パッチラゴンのダイドラグーン15/16耐え

s:無振り47族抜き

 ジバコを受けるための水地面枠。パワーがあるほうが構築に合っていると思ったのでトリトドンを採用しました。アッキを持たせることで半減で受け出せた場合に限りエースバーンが受かります。アッキは限定的な状況でしか活躍しないので腐ることも多かったですが、トドン単体のスペックが高いので何とかなりました。

 

ピクシー

@万能傘 穏やか 天然

実数値:202ー×ー93ー115ー156ー81
努力値:HD252 S4
ムーンフォース/火炎放射/瞑想/月の光

hd最大

s余り

 元々ユキノオーナットレイが入っていた枠。重いウーラオスにタイプ有利をとりつつ特殊水を対処するのがお仕事。万能傘をもたせてダイストリームでの崩しをケアしています。思いついたのが最終日前日なので余り試せてはいませんが感触はそこそこよかったです。

 

重いポケモン

ウーラオス:威嚇で誤魔化せないのはずる

エースバーン:水枠で受からないのが辛い

鉢巻ゴリランダー:叩かれるだけでサイクルが崩壊する

ドラパルト:鋼の翼+炎技が受からない。クリアボディだとさらにきつい

パッチラゴン:このパーティで重いのはおかしい

 

雑感

 7世代で達成できなかったレントラー入り2000を達成できて非常に嬉しいです。今回は7世代で1番結果を残せたレントラーカプ・テテフメガバンギラスモロバレルカプ・レヒレテッカグヤの並びから必要な要素を抽出しましたが、環境が変わったこともありこれより上に行くためには研究を重ねる必要があると強く感じました。特に特殊エース枠はまだまだ改善の余地が残されているのでだれか開拓してください。

 

 

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【剣盾s7シングル】環境順応サイクル【最終R2052/最終102位】

 

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コンセプト

強そうなやつを逐次投入

 

オンバーン

@拘り眼鏡 臆病 お見通し

実数値:161ー81ー100ー149ー100ー192
努力値:CS252 H4

流星群/爆音波/火炎放射/蜻蛉返り

調整

cs最大

h:ステロ意識奇数

 構築の組み始め。突如降ってきた夢御三家に対面有利を取れることを評価して採用しました。基本先発に置いて、お見通しにより情報アドを得るのがサイクル戦において非常に強力。持ち物が見えることにより「持っていない持ち物が分かる」ので、タスキ、スカーフ、チョッキなどを持っていないと判別できれば吶喊しやすくなります。

 あと、来期使う際にはDL対策で微調整した方が良いと思います。

 

ギガイアス

@食べ残し 生意気 砂起こし

実数値:192ー155ー150ー81ー14538
努力値:HD252 C4
ロックブラスト/ウェザーボール/ステルスロック/守る

調整

h:16n

hd最大

c:砂下ウェザボで195-96ドラパルトの身代わり確定破壊

s:無振り20族抜かれ

 前期までのバンギよりさらに対トゲキッスを高めなければならなかったので、フェアリーで弱点を突かれないギガイアスを採用しました。リザ、キッス、ヒトム、スピンロトムなどの受けを一任しているので選出機会はそこそこ。ウェザーボールはギガイアスの性質上鬼火を貰いやすいのと命中100なこともあり打つ機会は意外に多いです。岩技しかないので起点になりやすくはありますが、どれも切れなかったので致し方なし。

 

ズルズキン

@フィラの実 意地っ張り 威嚇

実数値:169ー156ー135ー×ー135ー82
努力値:H228 A252 S28
ドレインパンチ/噛み砕く/雷パンチ/ビルドアップ

h:余り
a最大
s:無振り61族抜き

 最終日前日までガオガエンを入れていましたがバンギラスドサイドンドリュウズ辺りがかなり重かったのでズルズキンに変更しました。対ドラパもそこそこにこなしつつ、ビルドアップで詰ませることが多かったです。また、オンバーンが機能停止した際に無理矢理対パッチラゴンを任せたりしていました。サブウェポンは正直アイヘでもいい気はする。

 

アーマーガア

@鋭い嘴 意地っ張り ミラーアーマー

実数値:191ー151ー125ー×ー105ー103
努力値:H140 A244 S124
ブレイブバード/挑発/ビルドアップ/羽休め

調整

h:16n-1

a:ダイジェットのhb特化ヌオーへの乱数がずれるライン

s:+1で最速88族抜き

 見た目ドリュウズに強く、物理で崩しを担えることを見込んで採用しました。鋭い嘴によりドヒドイデドリュウズへの確定数がずれるので、熱湯火傷やドリルの試行回数を減らすことができます。また、HDドヒドを+2で飛ばせるので火傷をもらっても積み切ってしまえば吹き飛ばせます。ただ個人的にTOD展開をするのもされるのも苦手なので、ポテンシャルを引き出し切れなかった感はあります。sラインをもうちょい上げてもいい気はする。

 

ドヒドイデ

@黒いヘドロ 図太い 再生力

実数値:157ー×224ー73ー163ー55

努力値:HB252 D4

熱湯/トーチカ/黒い霧/自己再生

調整

hb最大

d余り

 他5体が苦手な相手に極端に弱いので、ひたすらこいつで誤魔化していました。当初は黒い霧は毒毒を搭載していましたが、毒毒より黒い霧の方が欲しい場面の方が圧倒的に多かったのでシーズン1の個体を引っ張ってきました。エースバーン受けとして採用していましたが、終盤は思念採用の個体が増えて辛かったです。

 

ナットレイ

@イアの実 慎重 鉄の棘

実数値:181ー119ー151ー×180ー40
努力値:H252 A36 D220
タネマシンガン/叩き落とす/宿り木の種/ステルスロック

調整

h最大

aタネガンで209-145ラプラスの身代わりを2発で確定破壊

d余り

 元々HB特化で使っていましたが、HBで明確に有利になるのがミミッキュギャラドスしかいなく、特殊水を受ける場面が多かったのでHDベースの個体に変更しました。身代わり熱湯でナットレイを崩そうとする特殊水にアドを取るために草技はタネマシンガン、ジャイロは打ちたいフェアリーが軒並み炎技を持っているので切りました。身代わりジュラルドンを強引に押し切ったりできたりもしたので強かったです。

 

 

基本選出

特に予め決めてないけど、オンバーンドヒドイデギガイアスの選出が比較的多かった気がする。

 

 

雑感

 リベロエースバーンが解禁されて前期の並びがほぼ使えなくなり、苦しい立ち上がりでした。さらには相棒のレントラーが追加されたのでs7は実験に使うことにしました。今回の並びも正直詰め切れておらず、可能性を感じる程度に留まっています。それでもデフレしていたにも関わらず、2000に乗せられたことを考えると剣盾初期に比べると成長はできているのかなと思います。

 

結果

本ロムtnはるさくR2039/109位
サブロムtnミズチR2052/102位

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【剣盾s6シングル】流動性攻陣サイクル【最終64位/R2123】

 

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構築のコンセプト
・崩されないサイクルを基調としつつ状況に合わせて展開する

・回復アイテムを多く持つことで、攻める択を増やす

 

バンギラス

@食べ残し 慎重 砂起こし
実数値:205ー154ー130ー×165ー86
努力値:H236 D236 S36
岩石封じ/噛み砕く/ステルスロック/守る

調整

D:11n

S:無振り65族抜き

 もはや相棒感を醸し出している残飯バンギを今期も採用しました。相変わらずの強さでしたが、展開次第でギャラのストッパーになったり、キッスの波動弾を2耐えしたり、飛行1wのガアにTODしたりと新たな強さを発見することができました。

 受けを意識したねむカゴも一考ですが、この構築はあくまで攻めることを意識しているので繰り出しす毎に回復できる食べ残しが優先です。技スぺも足りません。

  残飯バンギがほぼ存在しないのは残飯の競争率が高いからだと思いますが、他の候補に伍するほどのスペックはあるのでぜひ試してみてください。

 

フシギバナ

@黒いヘドロ 穏やか 葉緑素
実数値:187ー×ー113ー121ー154ー103
努力値:H252 B76 C4 D156 S20
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/大地の力/宿り木の種

調整

B:A187ドリュウズのアイヘ+地震をヘドロ込み高乱数耐え

D:11n

S:無振り81族+2

 アシレーヌが流行っているのになぜか増えないポケモン。メガフシギバナモロバレルと比較すると構築の軸を張れるほどのパワーはありませんが、補完としては十分な性能を有していると思っています。素早さの努力値が生きた場面がほぼないので、他に回してもいいかも。出したい構築にヒヒダルマがいることが多く、選出を渋ることも多かったです。

 

アーマーガア

@オボンの実 腕白 ミラーアーマー
実数値:205ー107ー172×ー105ー88
努力値:HB252 D4
ドリル嘴/ボディプレス/鉄壁/羽休め

 テンプレ。ドリくち採用だとアッキミミッキュへの遂行が遅くなってしまいますが大体押し切れるし、ギャラへの打点確保のほうが重要です。またジェットやナックルで限定的に抜きエースとなれるのが構築とマッチしていると思います。

 

ウインディ

@命の球 控えめ 威嚇
実数値:165ー×ー101ー167ー100ー147
努力値:CS252 B4
燃え尽きる/ソーラービーム/竜の波動/朝の日差し

  前期と変わらないエース。地雷気味のポケモンなので構築バレしているときついですが、それでも強かったです。ソラビに関しては奇襲を仕掛けるというよりは対面しているポケモンと裏のウインディ受けに一貫することを意識するとよいと思います。貰い火シャンデラを受けだされたり、ドラパルトが身代わりを張ってきたりしたのでバークアウトの採用もありだと思います。

 

ヌオー

@フィラの実 呑気 貯水
実数値:201ー106ー149ー86ー87ー49
努力値:H244 A4 B244 C4 D12
熱湯/地震/毒毒/自己再生

 前期の構築からドヒドイデを抜いた影響で水タイプの受けポケモンとしての性質がより際立ったと思います。水がめちゃくちゃ一貫している構築なのに貯水は一切警戒されませんでした。ミトム受けとしてバナと役割がかぶっていますが、ヌオーは物理偏重+ミトムのようなバナは出せないけどミトムは対策したいときに出すので住み分けはできていると思います。電磁波展開を防げるのも偉い。

 

アイアント

@広角レンズ 意地っ張り 張り切り
実数値:133ー177ー132ー×ー69ー161
努力値:AS252 D4
アイアンヘッド/出会い頭/馬鹿力/雷の牙

 張り切りポケモンは自分の信条に反しますが、試さずに批判したくはなかったので使うことにしました。広角レンズを持たせることで命中率を88%にし、ダイマ無しでも突っ込みやすくしました。ギャラキッスサザンダルマなどサイクルを回す上で面倒な奴らを縛る上で、陽気である必要性を感じなかったので意地っ張りで採用しました。実戦でも困るのは最速ミミッキュを抜けなくなるくらいだったのでこれで良かったと思います。ただ信用がなかったのでアイアントが止まらない場合や他の選出では対処しきれない場合のみ選出しました。

 

 

後書き

 今期もレート2100を達成できてうれしいです。禁止杯の考察をがっつりしたいこともあり今期は潜らないことも考えましたが、pokeroomにて明らかに腕が鈍っていることが発覚したので研鑽のために潜ることにしました。

 7世代終盤で愛用していたバンギラス+草・毒+鋼・飛の並びを8世代環境に適応させ、布教することが目的なので質問等あればコメントでもTwitterでも気軽に書き込んでいただけると幸いです。

 

 

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s5で使った構築の補足

Twitterでいくつか質問を受けたので一応まとめておきます。

 

Qパッチラゴンとヌオーの対面は何から入っていましたか?

A基本自己再生から入っていました(カウンター採用ならカウンター推奨)。DM切られてもフィラの実と合わせて体力をほぼmaxに保てます。また、パッチラゴン入りには初手にウインディを出して荒らしていく展開が多かったです。

 

Qどのようにして相手のギャラドスを処理していましたか?

Aギャラの処理ルートはウインディを先に展開(ダイバーンで晴らす・燃え尽きるでタイプを変える)させてダイドラグーンで火力を削ぐ、もしくはアーマーガアをダイジェットに受け出し→ダイストリームのターンに羽休め→ダイウォールの2つがメインでした。ドヒドやヌオーの毒毒での処理は挑発は持ちが増えていたのであまりやってなかったです。

 

質問にはありませんがピンチベリー持ちの呪みがミミッキュの処理について一例

相手の行動/自分の行動

みがわり/アーマーガア後出し

   ↓

呪い/攻撃

   ↓

みがわり(ピンチベリー発動)/攻撃

   ↓

みがわり/バンギラス後出し

   ↓

痛み分け/守る

 

 

 

【剣盾s5シングル】掩撃ファランクス【最終19位/291位】

 

 

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構築のコンセプト
・可能な限り命中安定技のみで構成する
・原始的なタイプ相性に基づくサイクルで勝てるようにする(無理だった)

 

 

構築紹介

(前期の構築を踏襲しているので合わせて読むとより理解が深まると思います)

 

バンギラス

@食べ残し 慎重 砂起こし
実数値:205ー154ー130ー×165ー86
努力値:H236 D236 S36
岩石封じ/噛み砕く/ステルスロック/守る

調整

D:11n

S:無振り65族抜き

前期に引き続いて残飯HDバンギラスです。今作では毒毒を覚えないバンギラスですが、ドヒドイデやヌオーの毒毒と合わせて毒守展開も可能になりました。ヌオーの耐性と合わせるとミトムの技範囲を完封しつつ毒殺できます。

 少し素早さを伸ばしているのは、無振りのゴチルゼルや1段階下がったカジリガメやガマゲロゲを抜くためです。対雨パでは天候の取り合いを仕掛けられるため、砂下で剣舞してくるカジリガメに対して岩封連打することでアーマーガアの起点にできます(ユレイドルでもないのに岩タイプが雨パを対策できるのっておかしいと思わなくもない)

 トゲキッスサザンドラなど強力な特殊アタッカーの相手をバンギ1体に担わせるのは少し不安定ですが、案外何とかなります。食べ残しを持たせるだけで驚くほど場持ちがよくなるのでぜひお試しください。

 

フシギバナ

@黒いヘドロ 穏やか 葉緑素
実数値:187ー×ー113ー121ー154ー103
努力値:H252 B76 C4 D156 S20
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/大地の力/宿り木の種

調整

B:A187ドリュウズのアイヘ+地震をヘドロ込み高乱数耐え

D:11n

S:無振り81族+2

 前期までは構築の軸として機能していましたがガエン・ホルードなどの物理アタッカーが増えたこと、草打点を持つウインディをエースに据えたこと、対ラプラスをバンギ1体で対処できるようになってしまったことにより選出率が最下位にまで落ち込みました。一方でドヒドヌオーなどの受けループの面子にはかなり安定して繰り出せるので外すに外せませんでした。ドリュの地震2耐え調整にしてないのは全員アイヘで怯ませようとしてくるからです。地震から入られたことは一度もないのでこれでいいと思います。

 

アーマーガア

@オボンの実 腕白 ミラーアーマー
実数値:205ー107ー172×ー105ー88
努力値:H252 B252 D4
ドリル嘴/ボディプレス/鉄壁/羽休め

 前期からの変更点として、ミラーを意識して努力値の端数を素早さから特防に振り替えましたが、大抵ウインディで焼き払っていたのであまり変わらないと思います。前期の構築の反省点から物理受けを多くしたのに選出率がバンギ・ウインディと並んで選出率が70%を超えました。何故だ。アーマーガアの選出率が高い分ドリルで発狂する機会も増えます。諦めて受け入れましょう。

 

ドヒドイデ

@シュカの実 図太い 再生力
実数値:157ー×224ー73ー163ー55
努力値:H252 B252 D4
熱湯/毒毒/トーチカ/自己再生

 究極の誤魔化し枠。シュカの実を持たせることでダルマやホルード対面で強気に動かすことができます。耐久水としてシャワーズミロカロスも候補でしたが攻めの手段が熱湯に依存している点から不採用としました。サイクルに持ち込めれば鬼のように強いですが、ヘドロや黒い霧がない分積みに抵抗しづらいため選出率は控え目でした。あとエラがみ受けとして有名なドヒドイデですが、ヘドロを持たせないと特化鉢巻は受からないので気を付けましょう。

  

ウインディ

@命の球 控えめ 威嚇
実数値:165ー×ー101ー167ー100ー147
努力値:B4 C252 252
燃え尽きる/ソーラービーム/竜の波動/朝の日差し

  圧倒的エース。起源主張したいレベルで強かったです。前期に採用していたドラパルトの鬼火や流星群に外しのリスクがあることや炎の火力が不足しがちという問題点を高い水準で解決しています。火力だけ見るとフレドラや逆鱗を使える物理型のほうがよさげに見えますが、フレドラに関しては鉄の棘、キングシールド、鉄壁など打ちたい鋼タイプに障害が多く、逆鱗は行動固定がサイクルを回すうえでネックになるので、特殊型のほうが役割を果たしやすいです。

 何故か突っ張るオッカナットレイを焼き払ったり、カバやミトムをダイソウゲンで吹っ飛ばしたり、パーティが受け気質なことを利用して思う存分暴れました。ウインディが活躍すると対戦時間が短くなるのも非常によろしい。

 

ヌオー

@フィラの実 呑気 貯水
実数値:201ー106ー149ー86ー87ー49
努力値:H244 A4 B244 C4 D12
熱湯/地震/毒毒/自己再生

調整

H:ピンチベリー意識の3n

A:b4振りインテレオンが94.9%の高乱2

B:特化張り切り珠パッチラゴンのダイドラグーン15/16耐え

C:無振りミミッキュの身代わりを熱湯で確定破壊

 今パーティの救世主。受けサイクルの天敵であるパッチラゴン入りに8割勝てたのは間違いなくこいつがいたからです。

 貯水で採用しているのはパーティ全体で弱いカメックス・インテレオン・マンタインなどの特殊水を上から押し付けられる展開へのメタ、ウインディの威嚇による物理耐久の向上、オーバーヒートなどでゴリ押されないようにするのを目的としているからです。天然ももちろん優秀ですが、積みの1ターンが無駄になるリスクを背負わせられるだけで十分だと考えています。

 命中安定がコンセプトなので本当は毒毒を採用したくないのですが、カウンターは相手依存になり無償降臨を誘発してしまうし、欠伸は負担を掛けられないので止む無しです。またフィラの実を持たせることで燕返しではなく逆鱗を強要させることができます。努力値には微調整を掛けましたが、威嚇が入った特化張り切りパッチラゴンのダイドラグーンの乱数が10%ほどずれるのでHB特化でもいいと思います。

 物理受けでありつつ一部の特殊を見ることができるのは非常に便利でした。

 

 

基本選出

ウインディバンギラス+アーマーガア
3割ぐらいこの選出。ウインディを先発にして初手からアドをとりに行くことが多かった印象です。

 

 

きついポケモン

・一撃必殺もち

無効にする術が無いので全力で祈りましょう

 

勝率

本ロム :71戦58勝13敗 81%(TNはるさく)

サブロム:132戦89勝43敗 67%(TNミズチ)

合計  :203戦147勝56敗 72%

 

 

後書き

 最終日3桁スタートの割には随分と高いところまで来れました。正直麻雀に現を抜かしていたので2桁順位を達成できると思っておらず、不正行為を働いてない証拠を残していないため参考記録程度になると思います。最終日までに切断バグに遭遇しなかったので証拠を残す必要はないと思っていたのと、どうやれば証拠として認められるかが分からなかったからです。

 また本気で1桁目指すなら事前に2桁まで上げないと厳しいですね。2桁に上がってから八連荘ぐらいしましたが最後のほうは勝っても碌に順位が上がらなかったので、戦い方を学ぶ必要があると感じました。

 ここまで色々書いてきましたが何はともあれ2桁順位を達成できたのは純粋に嬉しかったです。この喜びを噛みしめながら来期も頑張ろうと思います。

 

 

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